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日本のプログレおすすめ楽曲「忘れられた少年」(2009年発売)

公開日: : 最終更新日:2020/01/04 日本おすすめ楽曲


日本のプログレッシブ・ロックに出逢い続けたい。

「日本で生まれたのだから、日本でリリースされたプログレッシブ・ロックな楽曲の良さを伝えたい。」と云う想いから、楽曲1曲にフォーカスし紹介しています。

第1回目は、milleluciの楽曲「忘れられた少年」です。

楽曲「忘れられた少年」ご紹介

milleluciは、声優もされている女性ボーカルの氷青さん(hyosei)、劇楽などで楽曲提供されているキーボード&プログラミングの松本俊行さん(Toshiyuki Matsumoto)、DJもされているドラム&プログラミングの松本浩一さん(Koichi Matsumoto)のトリオ編成のバンドです。

milleluciとして制作される楽曲には、しっとりした歌謡曲、フォーク、ボサノヴァなどにプログレがクロスオーバーし、 イタリアの1970年代のイタリアン・カンタウトーレを彷彿とさせてくれます。

楽曲は、Youtubeで紹介されているので聴いてみましょう。

「プログレ」という言葉に抵抗感があれば、何も考えずに映像と演奏のパフォーマンスに触れるだけでも良いのです。少しずつ当楽曲に触れて、心思うままに感じるのも音楽だと思うんです。

milleluci – 忘れられた少年


鈴の音から柔らかなピアノの旋律に導かれ、抑制を効かせ、感情を堪えたように唄う氷青の唄メロのメロディラインが印象的です。メンバー3人の方々の写真を1枚1枚重ねていくPVのイメージと合い間って、心の奥底にくすぶる感情に触れてしまうんです。そして、1分10秒前後にドラムによるフィルインとともに響き渡るメロトロンの音色が聴これば、ただただ溜息をついてしまう。

「忘れられた少年に会いに行きたい一度だけ 子供の頃の自分に教えてほしいことがある」

作詞を担当された松本浩一さんによる歌詞の一節は「普遍」という言葉が似つかわしく、どの時代にも共鳴する方は多いのではないかと思います。ピアノ、メロトロン、フルートを顕著なアンサンブルに、シンセサイザーのソロ・フレーズとクロージング直前でメロディラインの延長線を印象深い旋律を奏でる松本俊行さんの演奏や、男性ではなく女性である氷青さんが唄われることで心へ響いてしまいますね。

収録アルバム「Offcial Bootleg Demo」について

今回ご紹介した楽曲「忘れられた少年」は、下記リンクでレビューを紹介しています。
よりくだけた表現を意識しご紹介しておりますので、ぜひ合わせてご覧頂けますと幸いです。

▼アルバム「Offcial Bootleg Demo」のレビューは下のリンクから▼
プログレおすすめ:milleluci「official Bootleg demo」(2009年日本)

CDの購入について
現在、当アルバムはライブ会場か通販のみで発売となっています。
ご購入などの問合せ先は、下記メンバーの方のホームページへアクセスしてみて下さいね。
▼ドラム&プログラミングの松本浩一さんのFACEBOOKへ。
https://www.facebook.com/sonicballoon

ぜひ次回の紹介楽曲をお楽しみお待ちいただければと思います。

このレビューを読み、ご興味を持たれましたら聴いてみて下さいね。ぜひぜひ。

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