楽曲「Missing」に想う。~おすすめゴシックロックバンド:ButterFlyKIss~
公開日:
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最終更新日:2015/12/02
日本おすすめ楽曲 ButterFlyKIss, mitsuko, Myspace, 藤枝匠太
「Missing」から繋がるパズル
「プログレおすすめ」のアルバムでソロアルバム「Wisteria Violet」(藤枝匠太 as ButterFlyKIss)をご紹介させて頂きました。
ページはこちら「ソロアルバム「Wisteria Violet」(藤枝匠太 as ButterFlyKIss)」
今回は、そのアルバム紹介で書ききれなかったことを綴りたいと思います。
このアルバムでは藤枝さんがご自身の所属バンド:ButterFlyKissの楽曲「Missing」をセルフカバーしています。個人的に最も大好きな曲なんです。
2009年当時「ButterFlyKIss」に出逢った頃、耳にしていたバンドでの演奏・・・
2010年前後、ボーカルのmitsukoさんがソロライブでピアノのみでの演奏・・・
2014年1月発売のソロアルバム「Wisteria Violet」でのアコースティックな収録・・・
どの演奏スタイルにも魅力があり、進化(=Progressive)している。「Missing」という楽曲の存在がパズルを埋め合わせるようにずっと聴き続けています。
ソロライブでの「Missing」
mitsukoさんがピアノのソロライブ時、以前ご許可を頂き動画撮影した貴重な映像があります。
毎回リスナーからリクエストを聞き、ピアノを練習しライブにのぞんでいた印象があるんです。普段はバンドのボーカルとして専念しているのだから、1人でパフォーマンスをする姿には本当に凄いと思ってた。
mitsuko☆(As ButterFlyKIss)「Missing」@蒲田SWS(2011年5月18日)
(ハンドメイドで動画撮影したので、手振れやノイズがあり、ファンの方々、申し訳ありません。)
藤枝さんのソロアルバム「Wisteria Violet」とは異なるメッセージ訴求・・・。アルバムでのセルフカバー、そして、あらためてこの動画で触れることで、「Missing」を面前で聴きたくなってしまうんです。
ライブに行こう。
2013年12月に久々に「ButterFlyKIss」のライブへ足を運びました。もともとサポートミュージシャンとして、ギタリストの松川さんだけでなく、ドラムにマヤさんが加わり、そのサウンドは重力感を増していました。2014年2月のライブでは、さらにベーシストがサポートミュージシャンで参加することで、サウンドにうねりが重なり、より、藤枝さんの弾くキーボードの鍵盤が際立ちをみせていました。
ライブ所感では「Frozen」やごく最近の「Lepidoptera」、「PhantomSpider」、「PhantomSpider」、「Save the world」、「Flymore」などの楽曲は、もうライブハウスのステージではおさまりきれない音厚を感じずにいられませんでした。
特に「Save the world」はライブでの音厚云々だけでなく、楽曲の持つメッセージに強い意志を感じました。
・・・エバーグリーンなイメージ。
・・・果てなく拡がるサウンドスケープ。
サビを一緒に口ずさみながらも聴き入ってしまいます。
ライブでしか得られない感覚もあるんです。
ライブでしか得られない素敵な瞬間があるんです。
自分がライブの場で出逢えた素敵な瞬間をほんの少しでも。
2014年6月8日にButterFlyKIssのワンマンライブ
そして、2014年6月8日に「渋谷REX」でButterFlyKIssワンマンライブがあるそうです!
「Queen Of Golden Fairy~Castle of the heavens」
詳しくはButterFlyKIssのボーカリスト:Mitsukoさんのレビュー「+ButterFlyKIss mitsuko Official Blog+」でご確認下さい。
「Missing」に想い果てなく
個人的には、藤枝さんがソロアルバム「Wisteria Violet」でプログレ的で、クラシカルなフレーズの楽曲たちと同時にセルフカバーした「Missing」を耳にすることが出来るのか。耳にすることが出来たとしたら、現バンド形態でどんな息吹が吹き込まれるのか。プログレ的なニュアンスの解釈が織りなすのか。・・・想いは果てません。
いかがですか?みなさんには、ずっと追い続けている楽曲はありますか?
このレビューを読み、ご興味を持たれましたら聴いてみて下さいね。ぜひぜひ。
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