「Moon」by 藤枝匠太(as ButterFlyKIss)~癒し系おすすめ楽曲10~
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最終更新日:2015/12/03
癒し系おすすめ楽曲 ButterFlyKIss, Myspace, 藤枝匠太
1日10分だけのページです。
1日10分だけプログレッシブ・ロックの音楽を聴くことが出来たら、何を聴きますか?
第10回目は、日本のゴシックロックバンド:ButterFlyKIssでキーボード奏者として活躍する藤枝匠太が2014年2月に発表した1stソロ・アルバム「Wisteria Violet」の楽曲「Moon」を紹介いたします。
2014年初頭、藤枝匠太さんはアルバム発売を記念し、2004年2月7日公開のラジオ番組内で、アルバム制作秘話を語っています。その番組の中間で楽曲「Moon」の紹介および視聴出来ます。それでは聴いてみましょう。
※ラジオ番組約9分のうち、藤枝匠太さんの楽曲解説を含む箇所のみ、抜粋しています。※
※PCでお聞き下さい。スマートフォンでは不具合が発生し、視聴出来ない可能性があります。※
藤枝匠太 -「Moon」
藤枝匠太 -「Moon」(※ラジオ番組抜粋)
アルバムを1曲目から聴いていくと、リリカルにも躍動さ溢れる前半部のパートのある3曲目「Spiral Cloud」で、1つ1つの音が拡散し消え入るような後半部のパートがフェードアウトすると同時に、ピアノ組曲の一部のように楽曲「Moon」ははじまります。
その鍵盤の1つ1つの音を聴くたびに、なぜかイギリスのアーティスト:Rick Wakemanのソロ・アルバム(たとえば1989年発表の「Sea Airs」や1990年発表の「Night Airs」など)のように、ニューエイジ系にもクラシカルさを感じてしまいます。1つ1つのテーマがしっかりと積み重なり合わさり、音が1つ1つ繊細にもリンクしていくように感じてしまうんです。3拍子の前半部と後半部で魅せる異なる起伏さや緩急さにただ耳を傾けてしまいます。
藤枝匠太さんは、現在もゴシックロックバンド:ButterFlyKIssのキーボード奏者として、コンポーザーとしてご活躍されています。King Crimsonをはじめとするプログレッシブ・ロックへの造詣をお持ちで、1stソロ・アルバムでも、シアトリカルさや、GenesisのPeter Gabriel期にみるメロウさやファンタジックさ、イタリア・プログレにみるあたたかみなどのサウンドを感じさせてくれます。当Webサイトでは、当楽曲「Moon」が収録された1stソロ・アルバムのレビューも公開していますので、合わせてご一読頂ければ幸いです。
▼アルバム:「Wisteria Violet」のレビューは下のリンクから▼
プログレおすすめ:藤枝匠太(as ButterFlyKIss)「Wisteria Violet」(2014年日本)
それでは次回、第11回目をお楽しみに。
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