「Galatea」by Moraz and Bruford ~癒し系おすすめ楽曲13~
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最終更新日:2015/12/12
癒し系おすすめ楽曲 Bill Bruford, Moraz and Bruford, Patrick Moraz
1日10分だけのページです。
1日10分だけプログレッシブ・ロックの音楽を聴くことが出来たら、何を聴きますか?
第13回目は、スイスのミュージシャン:Patrick Morazとイギリスのミュージシャン:Bill Brufordによるデュオ:Moraz and Brufordが1983年に発表した1stアルバム「Music for Piano and Drums」収録楽曲です。
純粋なプログレッシブ・ロックでの癒し系の楽曲ではないですが、当アルバムは、ただ純粋にジャズをルーツに影響を受けたPatrick Morazのグランド・ピアノとBill Brufordのブラシとドラムによるアコースティックなアンサンブルが楽しめます。中でも楽曲「Galatea」は、ミステリアルさにも不安さを感じつつも穏やかさへと変わる情景を繊細にも描写したような素敵な楽曲です。
では、聴いてみましょう。
Moraz and Bruford -「Galatea」
Moraz and Bruford – Galatea
楽曲全体で仄かにアヴァンギャルド寸前の雰囲気を醸し出しつつも、どことなくミステリアスさに溢れたオープニングに、少し不安な心地にもなるかと思います。
しかし、2分前後から、ブラシをバックに最初に聴ける切なげなメロディラインのピアノのメイン・テーマに安堵を感じはじめ、再度そのメイン・テーマが聴ける時にはバックにはブラシの比重を下げて展開していきます。そのメイン・テーマのモチーフを延長し盛り上げるように展開する4分前後からのブリッジをリンクに、4分30秒前後で再々度メイン・テーマが聴ける頃には、楽曲の冒頭部のミステリアルさや不安な心地を忘れてしまったかのように穏やかな一息ついてしまうんですよね。
当Webサイトでは、当楽曲「Galatea」が収録された1stアルバムのレビューも公開していますので合わせてご一読頂ければ幸いです。
▼アルバム:White Willow「Ex Tnebris」のレビューは下のリンクから▼
プログレおすすめ:Moraz and Bruford「Music for Piano and Drums」(1983年イギリス)
それでは次回、第14回目をお楽しみに。
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