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愛用するポータブルオーディオ環境【イヤホン編】

公開日: : 最終更新日:2017/09/18 プログレを聴こう


愛用するポータブルオーディオ環境【イヤホン編】

「プログレを聴くのにどんな機材(イヤホン、ヘッドフォン、スピーカーなど)で聴かれますか?」とご質問頂くことがあります。いつも愛用している機材(つまり愛機)をご紹介します。各機材の紹介内容は、あくまで個人的な見解であることをご理解ください。まずは・・・イヤホンです。

【1】Westone Umpro30

Weston UMPro30

音を聴く時にリファンレンス(基準)にしているイヤホンです。自分にとってBAが高中低(ドライバー:高域×BA1、中域×BA1、低域×BA1)の3ドライバーで音のバランスが心地良く聴けるために重宝してます。

【2】Shure SE846

Shure SE846

[本体]Shure SE846+[ケーブル]Wagnus. ButterFly Effects Type Betesia

SE846は、BAが高中低(ドライバー:高域×BA1、中域×BA1、低域×BA2)の4ドライバーの構成のうち、低域が強く出るようなイメージを抱いてしまいますが、能率が不十分なため、プレイヤーのゲインを上げることで「聴こえるイメージ」が全然変わります。このイヤホンには面白い仕掛けがあり、3種類の「フィルタ」を変えることで高中低のバランスも変わるし(※今回は高域を強調する「ブライトノズル」を利用)、”本物のサブウーファーを”のキャッチフレーズに、ローパスフィルターなるものの恩恵で、低音を「自分にとってのイヤホンでのリアルさ」を感じえる気がするんです。ケーブルにはWagnus.さんが都内の某イベントで特別販売していた限定モデル(ButterFly Effects Type Betesia)を利用することで、全体的な音のバランスを整えるイメージで利用してます。

【3】Ultimate Ears Reference Moniter

Ultimate Ears Reference Moniter

Ultimate Ears Reference Moniter(以下UERM)は、BAが高中低(ドライバー:高域×BA1、中域×BA1、低域×BA1)の3ドライバーの構成で、スタジオでのモニタリング用途として、アルティメット・イヤーズとキャピトル・スタジオとのコラボレーションで制作された機種だそうです。文字通りリファレンス・モニターを的を得たように高中低をフラットにクッキリと聴かせてくれます。さらに、思った以上に音場は横に広いのが印象的で、耳に入る音のドライな感覚からも、あるべき音を広く聴かせようとする意図が伝わってくる名機ですね(既に当モデルとしての製造は中止しており、UERMの16kHzに対し18kHzまでフラットでの再生を可能とする後継機の「UltimateEars UE Reference Remastered」が販売されてます。早めに入手したい!)。

【4】くみたてLab KL-REF

くみたてLab KL-REF

KL-REFは、BAとDのハイブリット型(高域×BA2、中域×BA1、低域×D2)と言われる5ドライバーの構成で、メーカーのくみたてLabさんが音作りのリファレンスにしてる機種です。そして、自分の耳型を採取し制作するカスタムIEMの1本です。KL-LEFは、個人的に低音の質がSUHRE SE846と並び好きな機種で、一般的に低音が弱いというBAに対し、Dで置き換えたらどう聴こえるだろうかと考えたり、自分が今まで触れてきたイヤホンの中では、不思議と高音の余韻や中高音のふくよかさと云うことよりも本来あるあるべき音の断片がふと聴き取れることがあるため、ハイブリット型の恩恵による音像なの重宝しています。

【5】UniqueMelody MAVERICK custom

UniqueMelody MAVERICK custom

[本体]UniqueMelody MAVERICK custom+[ケーブル]SLK Audio Custom Order Balanced

UniqueMelody MAVERICK customは、BAとDのハイブリット型(高域×BA2、中域×BA1、低域×D1+BA1)と言われる5ドライバーの構成で、自分の耳型を採取し制作するカスタムIEMの1本です。愛用するイヤホンのうち、同じようにハイブリット型の5ドライバーのKL-REFの低域は9mmのダイナミック・ドライバーを2基、いっぽうでMAVERICKの低域は10mmのダイナミック・ドライバーとバランスド・アマーチュア・ドライバーが各1基計2基と云う構成です。KL-REFの低音と比べれば、MAVERICKはよりタイトに引き締まった低音で、高中域が煌びやかな音の粒に調和するような感覚に思えます。KL-REFがリファレンス機種として音がフラットな特性寄りのイメージであれば、MAVERICKは一聴すれば高音寄りと感じてしまうかもしれませんが、ドラムのスネアやアコースティックギターの導音などの輪郭が浮き彫りされ一種独特の感触があるため、楽曲の録音状態ではとても聴き心地の良いリスニング・ライクなイヤホンとも感じます。ただし、自分が制作したシェルがうまく耳にフィットせず、コンプライを使用することで、シェルとの共鳴なのか高音も低音に寄った響きに強調されており、本来の良さが活きるかどうか、いまだ利用発展途上なのです。他にも3.5mmシングルか2.5mmバランスか、もしくはリケーブルなどしてみても、いったんは好みの聴き心地に落ち着けない感触であるため、愛用するイヤホンのうちでは、目的をもたずにリスニング・ライクに聴こうと利用しています。

【6】Westone WST-ES60

Westone WST-ES60

Westone WST-ES60は、BAが高中低(高域×D2、中域×D2、低域×D2)の6ドライバーの構成で、自分の耳型を採取し制作するカスタムIEMの1本です。ユニバーサル型で、リファレンス用のproシリーズとリスニング用のwシリーズがありますが、w60シリーズのドライバーの元となってる構成で、自分が所持しているモニターライクなum pro30と比べて、解像度、音の密度、クリアさなどが際立ち、すっきりとした音場を感じます。そして、モニターライクで云う「フラットさ」や、たとえば、UniqueMelody MAVERICK customの刺激さやJH AUDIO RoxanneⅡ Universal Fitのすっきりとしているけれど低音の比重の強さと云った癖を感じさず、リスニングでの「バランスの良さ」を感じるため、フレックスカナルととともに、心地良く音楽を聴いてられます。ついつい利用しがちです。

【7】Canal Works CW-L71

Canal Works CW-L71

[本体]Canal Works CW-L71+[ケーブル]Effect Audio Thor Silver Cable Balanced

CW-L71は、BAが高中低(高域×D4、中域×D2、低域×D2)の8ドライバーの構成です。そのBAの構成からは高域が得意そうに感じますが、その音場はすっきりとしたイメージで、高域に2つ追加されたDは、高域に余裕を持たせてると思います。そして、自分の耳型を採取し制作するカスタムIEMの1本です。普段は「高域に更に高域」と云うコンセプトで、Effect Audio製の高域に特化したケーブルでリケーブルしてます。一般的に、女性ボーカルを聴くには中域が活きるケーブルが良いとアドバイスを受けるのですが、高域を特化した方が女性ボーカルが自分には艶ややかに感じると思い利用してます(普段はロック以外で女性ボーカルがメインの楽曲で聴く際に利用してます)。

【8】Noble Audio Kaizer10 Black Sparkle

Noble Audio Kaiser 10 Black Sparkle

[本体]Noble Audio Kaizer10 Black Sparkle+[ケーブル]Wagnus. Diamond Dust Type Aenigma Balanced

Kaiser 10 Black Sparkleは、BAが10ドライバーの構成(超高域×2、高域×2、中高域×2、中域×2、低域×2)です。既に製造中止モデルですが、後継モデルが出るたびに買いなおそうかと視聴しては、最終的に、当機種を維持するぐらいにお気に入りです。音場は、音数が多い楽曲を聴くと脳天から星が降り注ぐようなイメージです。さらに、今回は、Wagnus.の「Diamond Dust Type Aenigma Balanced」というケーブルを利用してます。通常のケーブルよりもぐっと前方の視界が拡がるというよりも、どの帯域も力強く押し出され、自分の頭が少しでかい箱の中で音が鳴っているような感覚であるが、それでいて音の聴き取りに破綻しなく魅了されてしまいます。

【9】JH AUDIO RoxanneⅡ Universal Fit

Jh Audio Roxanneⅱ

JH AUDIO RoxanneⅡ Universal Fitは、BAが12ドライバーの構成(高域×D4、中域×D4、低域×D4)で、「インイヤーモニター(IEM)の神」と謳われるジェリー・ハービー氏の手により誕生した機種の1つです。名称通り、名機と謳われる「Roxanne」の後継機なのかもしれませんが、「Roxanne」と同じドライバーを利用しながらも、その音像は異なるものです。低域調整機能(Variable Bass Output Adjustable Cable)をフルテンにして視聴したことがある名機「Roxanne」との比較でも、上位機種の「Layla」の高域特性を活かし、さらにアルミボディやチタンベゼルにより、高域の響き、低域の質感を含め、トータルにすっきりとした音場が印象的です。名機「Roxanne」か「RoxanneⅡ」かは、それ以外のラインナップ(Layla、Laylaⅱ、Angie、Angieⅱ、Rosie、Micelle)も含め、視聴したうえでの選択が必要な機種であるとはいえます。自分は、名機「Roxanne」よりもスッキリしてるとはいえ、解像度が高く濃厚なJH AUDIOのラインナップから過去に所持していたJh Audio Angie Universal Fit」を更に冒険しようと「RoxanneⅡ」を選択し聴いてます。

【10】JH AUDIO LaylaⅡ Universal Fit

Jh Audio Laylaⅱ

JH AUDIO LaylaⅡ Universal Fitは、BAが12ドライバーの構成(高域×D4、中域×D4、低域×D4)で、上記、「RoxanneⅡ」とともにジェリー・ハービー氏の手により誕生した機種の1つです。「RoxanneⅡ」の上位機種にあたるのですが、低域調整機能(Variable Bass Output Adjustable Cable)などを駆使するなど、低音を考えるのではなく別物として捉えた方が良いと思います。JH AUDIOの各機種は他メーカーよりも比較的低音の量を多く感じる嫌いはありますが、濃密な音圧にも関わらず、音があるべき場所に定位し、今まで気が付かなかった音に気が付いては、全体的な音のバランスに破綻することなく「音が聴ける。」というのが利点かと思います。Universal機種ですが、個人的に耳にフィットしやすく、「64 Audio Adel A12」よりも利用頻度が高い機種です。

【11】64 Audio Adel A12

64 Audio A12

[本体]64 Audio Adel A12 +[ケーブル]Wagnus. Luna Balanced

A12は、BAが12ドライバーの構成(高域×D4、中域×D4、低域×D4)で、ADELテクノロジーによる「第二の鼓膜」と云うシステムを導入した機種です。自分の耳型を採取し制作するカスタムIEMの1本であり、2016年夏前後までは64 Audioのフラグシップの1機種でした(イヤホン業界の日進月歩か性急な流れなのか、既に当モデルとしての製造は中止してます)。イメージは、KL-LEFのすっきりさ、Kaiser 10の各帯域の元気良さ、そして、CW-L71の高域のゆとりを併せ持つような感じです。高域のゆとりだけは、どちからというと、ADELテクノロジーによる恩恵で、音が減衰よりも余韻を程良く残し解放されていくイメージがふさわしいかもしれません。

愛用している機材【ヘッドフォン編】

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