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「In Darkest Dream」by The Tangent~華麗ナルおすすめ楽曲2~


1日10分だけのページ「華麗ナル」です。

1日10分だけプログレッシブ・ロックの音楽を聴くことが出来たら、何を聴きますか?

「癒し系」だけでなく、時には「華麗ナル」楽曲を聴き、テンションを上げたい時もありますよね?そう、今回は「華麗ナル」の第2回です。

第2回目は、The Tangentの2003年発表の名作1stアルバム「The Music That Died Alone」の冒頭部で約19分にも及ぶ大作「In Darkest Dream」から、当序章に充たるパート1「Prelude – Time For You」からパート3「The midnight watershed」をご紹介したいと思います。

イギリスのシンフォニック系のプログレッシブ・ロックのバンド:PARALLEL OR 90DEGREESのキーボード奏者:Andy Tillisonが自らのソロ活動をサポートしたThe Flower Kingsのメンバー:Roine Stolt(ギター)との出逢いをもとに、The Flower Kingsのメンバー(Jonas Reingold(ベース)、Zoltan Czorsz(ドラム))と、1970年代のプログレッシブ・ロックバンドの重鎮:Van Der GraafからDavid Jackson(サックス、フルート)らを迎え入れ、7人編成で結成したバンドでした。

しばしば5大プログレバンド:YesやKing Crimsonのプレイ・スタイルを引き合いにだされ、メンバーのスキルフルさは折り紙付きですから、スリリングさやムーディさの緩急を分けて、テクニカルなアンサンブルで、カンタベリー系を彷彿とさせるプログレッシブ・ロックは特筆に値します。

また、この1stアルバム「The Music That Died Alone」の発表から12年後に、サブタイトル「The Music That Died Alone Volume Two」に続編と銘打たれたアルバム「A Spark In The Aether」が発表されてます。ということは、続編の収録楽曲も合わせて聴きたくなりますよね?

では、まず、「In Darkest Dream」から、当序章に充たるパート1「Prelude – Time For You」からパート3「The midnight watershed」を聴いてみましょう。

The Tangent -「In Darkest Dream「1. Prelude – Time for you」~「2. Night terrors」~「3. The midnight watershed」」


David Jacksonのサックスとフルートの旋律と、当時のThe Flower Kingsのメンバーらによる脂の乗り切ったリズムセクションに、オルガンやピアノの鍵盤が合わさるサウンドは、ジャズ系やカンタベリー系と云った音楽ジャンルなどに心捉われずに聴けば、ただただ「華麗」という言葉が似つかわしいです。いつ聴いても心をわくわくさせてくれますね。

そして、さらに、名作1stアルバム「The Music That Died Alone」の続編と云われる、アルバム「A Spark In The Aether」冒頭部のタイトル楽曲「Spark In The Aether」を聴いてみましょう。

The Tangent -「Spark In The Aether」


1stアルバム「The Music That Died Alone」制作時のメンバーではAndy TillisonとJonas Reingoldの2人しか残っていないとはいえ、当楽曲で魅せるポジティブで、プロジェクトを「初心に戻した」かのような心地良いビート感のあるキャッチ―な唄メロは聴いていて心地良いです。シンセとサックスの旋律と音色がイメージする快活さがそのまま楽曲の疾走感と合い間って、コーラスワーク「A Spark in the Aether」とギターのリフによるサビ部の繰り返しに、心弾まずにはいられません!

All of the barriers and fear of the fall

All of the limits don’t matter at all…

Taking the hard road – the wind in our hair

There’s gold in the twilight – if we

Tear ourselves

From the humdrum

From the old songs

From the past

Spark in the Aether

Searching for a Spark in the Aether

・・・障壁の全て、崩壊の恐れ、抑制の全てなんて全然重要なんかじゃない・・・

・・・もしも退屈で単調な日々に、古い歌に、過ぎ去った過去で自分が苦しみ悲しでしまうなら・・・・

・・・黄昏時に黄金はある、髪になびく風、困難な道を選ぼう・・・

・・・天空から口火を切ろう、天空からの口火を探そう・・・

楽曲の最終節を和訳すると、上記のような感じでしょうか?「きっかけ」を作ろうとするポジティブな気持ちにさせてくれますね!

個人的には、楽曲を聴くたびに、オルガン、エレクトリック・ピアノ、グランド・ピアノなど、キーボードが中心ながらも、ギターやサックスを交え、スリリングさとテクニカルさがあるアンサンブルに、5大プログレバンドの1つ:Yesの初期3rdアルバム「The Yes Album」を想起してしまいます。

当Webサイトでは、上記2曲が収録されたアルバムアルバムのレビューも公開していますので合わせてご一読頂ければ幸いです。

まずは、楽曲「In Darkest Dream」が収録されたアルバム・・・

▼アルバム:The Tangent「The Music That Died Alone」のレビューは下のリンクから▼
プログレおすすめ:The Tangent「The Music That Died Alone」(2003年イギリス)

次に、楽曲「Spark In The Aether」が収録されたアルバム・・・

▼アルバム:The Tangent「A Spark In The Aether」のレビューは下のリンクから▼
プログレおすすめ:The Tangent「A Spark In The Aether」(2015年イギリス)

他にもテンションを上げる楽曲を数多く発表していますが、またいずれかのタイミングでご紹介出来ればと思います。

それでは、「癒し系」だけでなく、次回、第3回目「華麗ナル」もお楽しみに!

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