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「Pirates(海賊)」by Emerson, Lake & Palmer~華麗ナルおすすめ楽曲1~


1日10分だけのページ「華麗ナル」です。

1日10分だけプログレッシブ・ロックの音楽を聴くことが出来たら、何を聴きますか?

「癒し系」だけでなく、時には「華麗ナル」楽曲を聴き、テンションを上げたい時もありますよね?そう、今回は新しいコーナー「華麗ナル」の第1回です。

第1回目は、イギリスの5大プログレバンドの1つ:Emerson, Lake & Palmerの楽曲「Pirates(海賊)」をご紹介します。当楽曲は、1974年に、いったんバンド休止後、各メンバーがソロ・プロジェクトで楽曲を制作しうるも、あるきっかけで一堂に介した時、それぞれの楽曲を集めて、アルバムにしようではないかとなり、1977年に発表されたアルバム「Works, Vol.1(邦題:ELP四部作)」に収録された楽曲です。

2つのバリエーション(オリジナル音源とオーケストラ帯同ライブ音源)をご紹介します(※今回に限り、10分超えをお許しください。)

まずは、アルバム「Works, Vol.1」の最終面(D面)に収録されたスタジオ・バージョンを。

Emerson, Lake & Palmer -「Pirates」(August 26, 1977 at Montreal’s famed Olympic Stadium)


そして、次に、2010年発表のライブアルバム「Live in Montreal 1977」収録で、1977年8月26日にカナダはモントリオールのOlympic Stadiumでのオーケストラ付きの演奏です。

Emerson, Lake & Palmer -「Pirates」(August 26, 1977 at Montreal’s famed Olympic Stadium)


Greg Lake(ボーカル、ベース、ギター)、Keith Emerson(ピアノ、ハモンド・オルガン、シンセサイザー)、Carl Palmer(ドラム、パーカッション)のトリオ編成に、オーケストラを加わったダイナミックなアンサンブルは、オープニングから肌身がゾクッとし、目を瞑り聴けば、大海原へと航海をすすめる海賊の雄姿が浮かんできそうですね。

ポリフォニック・シンセサイザーであるGX-1を駆使したKeith EmersonのプレイとCarl Palmerのリズムに、管弦楽器を中心としたオーケストラが加わるだけで爽快さ溢れるに、さらに、Greg Lakeの情感こもったボーカリゼーションが楽曲をドラマチックに惹きたてていく・・・。

音楽を聴き、テンションを上げて、日常の大切な「何か」にのぞむ時にとても似つかわしい雰囲気のある楽曲だと思うんです。それが、プログレッシブ・ロックの楽曲であれば、なおさら、嬉しいですね。

当Webサイトでは、当楽曲「Pirates」がライブ音源として収録されたライブ・アルバムのレビューも公開していますので合わせてご一読頂ければ幸いです。

▼アルバム:Emerson, Lake & Palmer「Live At Nassau Coliseum ’78」のレビューは下のリンクから▼
プログレおすすめ:Emerson, Lake
& Palmer「Live At Nassau Coliseum ’78」(2011年イギリス)


他にも、Emerson, Lake & Palmerはテンションを上げる楽曲を数多く発表していますが、またいずれかのタイミングでご紹介出来ればと思います。

それでは、「癒し系」だけでなく、次回、第2回目「華麗ナル」もお楽しみに!

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