「The Book Of Love」by White Willow ~癒し系おすすめ楽曲8~
公開日:
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最終更新日:2016/01/02
癒し系おすすめ楽曲 Jacob Holm-Lupo, Sylvia Erichsen, White willow
1日10分だけのページです。
1日10分だけプログレッシブ・ロックの音楽を聴くことが出来たら、何を聴きますか?
第8回目は、ノルウェーのシンフォニック系のプログレッシブ・ロックバンド:White Willowが1998年に発表した楽曲「The Book Of Love」(2ndアルバム「Ex Tnebris」収録曲)です。
White Willowは、ノルウェーで1995年に1stアルバム「Ignis Fatuus(邦題:鬼火)」でデビューしたバンドです。この1stアルバムと楽曲「The Book Of Love」が収録されている2ndアルバム「Ex Tnebris」までは、ブリティッシュ・フォークやトラッド系のアンサンブルをメインに抒情的に聴かせてくれます。
聴いてみましょう。
White Willow – 「The Book Of Love」
White Willow – 「The Book Of Love」
アコースティック・ギター1台を伴奏に語りかけるように唄う男性ボーカル、サビ部でメロディラインに寄り添うかの如くハーモニーを付ける女性ボーカル、そして、フルートのソロ演奏が聴けるや、肩の荷も降り、ただただ聴き入ってしまいます。女性も加わった混成ボーカルでの第2ヴァースでは、かすかにメロトロンが響き合い、ドラムがフィルイン後、サビ部がリフレインするパートでは、伴奏の中でもメロトロンはより際立つ存在で流れていきます・・・。
オープニングから徐々に音数が増えていくにも関わらず、穏やかに盛り上がりを魅せては、それほど高揚感を与えずに約5分が過ぎていきます。寂しげな情景を思い浮かべてしまうサウンドスケープを感じる方もいらっしゃるかと思いますが、個人的には、ほんのりと安らぎを感じてしまうんです。
後半部のパートでも繰り返されるサビ部・・・
“ever as time goes on and on and on these stars will burn forever~♪”
“ever as time grows heavy-headed, wan ever~♪”
“ever as life goes on and on and on my heart is yours forever~♪”
“ever as life grows tired and forlorn eve~♪”
1節目、3節目は永遠も感じさせるポジティブにも取れる感じなのに、1節目の受け手となる2節目、3節目の受け手となる4節目は、表裏一体、背中合わせの刹那さを感じてしまのにも関わらず・・・。
当Webサイトでは、当楽曲「The Book Of Love」が収録された2rdアルバムのレビューも公開しています。ページ下部の「アルバムのおすすめ楽曲」でも取り上げていますので合わせてご一読頂ければ幸いです。
▼アルバム:White Willow「Ex Tnebris」のレビューは下のリンクから▼
プログレおすすめ:White Willow「Ex Tenebris」(1998年ノルウェー)
それでは次回、第9回目をお楽しみに。
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